俗文研会誌案内(1992-1994)
会誌『俗文学研究』のバックナンバー紹介です。
『中国俗文学研究』第十二号(1994年12月発行)
元劇『岳陽楼』注釈:研究会会読
『元曲選』中の音釋について:川島郁夫
「岳陽楼」散記:立松昇一
元曲〈将〉字考:金丸邦三
関于“儿”字在藝術語言中的使用及發音(二):孫玄齢
『中国俗文学研究』第十一号(1993年12月発行)
元劇『鴛鴦被』注釈:研究会会読
母殺しとしての目連戯:福満正博
擬話本と戯曲:川島郁夫
高階正巽訳『金瓶梅』覚書:井上泰山
元曲予兆語彙考:金丸邦三
関于“儿”字在藝術語言中的使用及發音:孫玄齢
『中国俗文学研究』第十号(1992年12月発行)
元劇『漁樵記』注釈:研究会会読
『西遊記』の江流説話について:小島英夫
『三言』に見られる冤罪物語:平野佐和
『水滸』に見られる可能補語の特徴:守屋宏則
《紅楼夢》詞語与現代漢語詞語間的同素反序現象:王紹新
タイトルを「会誌案内」としたのは、同時期に上記の会誌以外の、戯曲語彙や白話語彙の索引等の刊行物も出されていたためです。そちらもいずれここで紹介したいと思います。
2015年12月例会
12月19日、東京外国語大学内にて12月例会を行ないました。
今年最後の例会ということもあり、参加者も比較的多く集まりました。
午前は『照世盃』の校勘作業を、午後は注釈検討作業を、それぞれ進めました。排印本にして約3ページをゆっくり読み進めることで、実りある議論をすることができ、次回同じ場所を検討する際の課題も見つかりました。
閉会後は武蔵境駅近くの地下のお店で忘年会を開きました。
2015年は俗文研にとって、忘れられない出来事が少なからずあった年でした。
新たな年はこれまでの積み重ねをあらためて振り返るとともに、それをどう継承していくかについて考えを深めていく年になるのではと思います。
このブログともども、引き続きよろしくお願いいたします。