中国俗文学研究会ブログ

中国の近世文学作品を読む研究会、通称「俗文研」です。

2016年3月例会

3月15日、東京外国語大学内にて3月例会を行ないました。

参加者の事情と、春休み中ということもあって、例外的に平日の開催となりました。

午前中から夕方6時過ぎまで続けて注釈作業を行ないました。ここのところ、例会での緊迫感がひと月ごとに高まっている感がありますが、やはり次号の会誌のことが理由であり、完成までしばらくはこうした回が続くのかもしれません。

恒例の夏合宿のほか、今回新たに決まった担当者数名を中心として、以前読んだ戯曲作品の注釈をまとめるための合宿も行なおうということになりました。

2016年2月例会

2月20日、東京外国語大学内にて2月例会を行ないました。

今回は午前中から『照世杯』の注釈検討作業を進め、昼休みを挟んで午後5時頃までみっちり行ないました。

その合間に、次号の会誌を来年度中に出すためにどうしたらよいかの話し合いもしました。限られた期間内に会読作品の注釈を完成させるには、兎にも角にもピッチを上げることが急務であり、これまで以上の準備と計画性が必要になります。

また毎年恒例の夏合宿についても、そろそろ準備を始めようとの話になりました。

俗文研会誌案内(1992-1994)

会誌『俗文学研究』のバックナンバー紹介です。

 

『中国俗文学研究』第十二号(1994年12月発行)

元劇『岳陽楼』注釈:研究会会読

『元曲選』中の音釋について:川島郁夫

「岳陽楼」散記:立松昇一

元曲〈将〉字考:金丸邦三

関于“儿”字在藝術語言中的使用及發音(二):孫玄齢

 

『中国俗文学研究』第十一号(1993年12月発行)

元劇『鴛鴦被』注釈:研究会会読

母殺しとしての目連戯:福満正博

擬話本と戯曲:川島郁夫

高階正巽訳『金瓶梅』覚書:井上泰山

元曲予兆語彙考:金丸邦三

関于“儿”字在藝術語言中的使用及發音:孫玄齢

 

『中国俗文学研究』第十号(1992年12月発行)

元劇『漁樵記』注釈:研究会会読

西遊記』の江流説話について:小島英夫

『三言』に見られる冤罪物語:平野佐和

『水滸』に見られる可能補語の特徴:守屋宏則

紅楼夢》詞語与現代漢語詞語間的同素反序現象:王紹新

 

タイトルを「会誌案内」としたのは、同時期に上記の会誌以外の、戯曲語彙や白話語彙の索引等の刊行物も出されていたためです。そちらもいずれここで紹介したいと思います。

2016年1月例会

1月22日、東京外国語大学内にて1月例会を行ないました。

当日は、午後からとある学会に参加するメンバーが多いという事情があり、例外的に開始時間を繰り上げ、9時30分から昼前頃まで例会を実施しました。

 

普段どおり11時集合だと、本格的に会読に入るのが午後になってしまうこともあるのですが、今回のように早めに開始して短時間で密度濃く会を行なうのもなかなか良いのではと感じました。

 

内容としては、前回の続きから『照世杯』の注釈検討作業を進めました。

今回終わったところまでで、小説一篇のうちちょうど半ばあたりまで来たことになります。

2015年12月例会

12月19日、東京外国語大学内にて12月例会を行ないました。

今年最後の例会ということもあり、参加者も比較的多く集まりました。

 

午前は『照世盃』の校勘作業を、午後は注釈検討作業を、それぞれ進めました。排印本にして約3ページをゆっくり読み進めることで、実りある議論をすることができ、次回同じ場所を検討する際の課題も見つかりました。

 

閉会後は武蔵境駅近くの地下のお店で忘年会を開きました。

 

2015年は俗文研にとって、忘れられない出来事が少なからずあった年でした。

新たな年はこれまでの積み重ねをあらためて振り返るとともに、それをどう継承していくかについて考えを深めていく年になるのではと思います。

このブログともども、引き続きよろしくお願いいたします。

中国古典小説研究会関東例会(2015)・俗文研会員による研究発表

12月5日に早稲田大学戸山キャンパスで開催された中国古典小説研究会で、俗文研メンバーが研究発表を行ないました。発表者と題目は以下の通りです。

 

千賀由佳(東京大学大学院)「明末清初小説中の白蓮教−『七曜平妖伝』を中心に−」

2015年11月例会

 11月14日、東京外国語大学内にて11月例会を行ないました。

 

なにかとイベントが多く、風邪も流行り始める季節柄、少数精鋭で作業を進めることになりました。